元利均等返済方式とは、毎回の返済額が同じとなる返済方式を言います。
元利均等返済方式のメリットは、
初期の頃の返済額を少なくでき、返済計画がたてやすいということがあげられます。
デメリットは、初期の頃の返済額は利息の割合が大きく、
元金がなかなか減らないという点があげられます。
元金の減り方が遅いので、どうしても支払い利息の割合が大きくなり、
総支払額も元金均等返済方式より多くなるという点もデメリットです。
元利均等返済方式の支払方法の例をあげてみましょう。
<例>
108万円を年率20%、支払期間3年(36回)で借り入れた場合
【初回】
当月返済額:1,080,000円÷36回=30,000円
支払利息:1,080,000円×0.2÷365日×30日=17,753円
支払元金:30,000円−17,753円=12,247円
借り入れ残高:1,080,000円+17,753円(利息)−30,000円
=1,067,753円
【2回目】
当月返済額:30,000円
支払利息:1,067,753円×0.2÷365日×30日=17,552円
支払元金:30,000円−17,552円=12,448円
借り入れ残高:1,067,753+17,552円(利息)−30,000円
=1,055,305円