ローンの審査において、
”個人信用情報機関に事故情報を問い合わせる”というような記述をよく目にします。
ここで言う事故とは一般的に言え交通事故ではありません。
金融事故のことを言います。
金融事故にはいろいろな形態がありますが、最も多く聞かれる事故情報は、
@自己破産などの法的処理を行った
A3ヶ月以上返済が遅延している
…などです。
つまり、”個人信用情報機関の事故情報”とは、
いわゆるよく耳にする”ブラックリスト”なのです。
金融会社の担当者はCRIN(ネットワーク)を使い、
申込み者の事故情報を確認します。
この段階で事故情報が確認されたら融資を受けることはできません。
この事故情報は、事故状態が解消してから1年〜10年間は消えることがありません。
たとえば、
自己破産手続き完了後およそ10年間は自己破産情報が抹消されることはないのです。
よって、事故情報が抹消されるまでローンの申込みはできなくなってしまいます。
事故情報の心当たりがある人は、申込み前に自分で調べてみてもよいでしょう。
稀に事故者リストに載っていても
審査を通してくれる甘い消費者金融もあるようです。
諦めないで相談してみても良いかもしれませんね。